【いいとこどり】NANGA×好日山荘のコラボ寝袋は最強だった「AURORA LIGHT 350SDXLT」レビュー

ども、ヤッピーです。
ダウンシュラフ(寝袋)といえば、高い性能と信頼性で人気のブランド・NANGA(ナンガ)。
羽毛の品質と国内製造にこだわる滋賀県のブランドで寝袋が有名。最近はジャケットなどファッションアイテムも人気ですね。
今回はそんなNANGAの看板アイテムのダウンシュラフの隠れた逸品をレビューです!

いいとこどりの欲張り仕様、好日山荘限定モデル


今回紹介の寝袋はNANGAの名品「AURORA LIGHT 350DX」を登山・アウトドアの老舗ショップ好日山荘の別注モデル。
そもそも高機能なオーロラライトシリーズで最軽量モデル「AURORA LIGHT 350DX」ですが、そこは長年登山用品を取り扱う好日山荘、欲張りなカスタム施しています。
いま(2021/3)この快適仕様のシュラフが買えるのは好日山荘だけのようですね。
老舗同士のコラボなので安心感も高いです。グレーのタグがその証、シックでよいですね!


通常使用されている高品質なスペイン産ダックダウンに、更に超撥水加工を施してあります!
超撥水加工を施したダウンは体から出る水分を弾き長い時間暖かさをキープ。
一般的なダウンは水分を含むと膨らみを無くし、保温力が下がっていきますが、このダウンはその心配は無し。
生地は安心のNANGAの防水透湿素材“オーロラテックス”を使用。
これにより「とにかく湿気に強い」ダウンシュラフに仕上がっています!高性能なオーロラテックスに更に超撥水加工したダウンを詰め込むという、羽毛のふわふわを全力でキープする快適仕様。
個別で採用されているアイテムはあるので、NANGAの公式にラインナップされていないのが不思議な仕様でもあります。

写真たっぷり!詳細レビューいきましょう

それではレビューいってみましょう!基本スペックはこちらです。

NANGA AURORALIGHT 350SDXLT ¥34,000(税別)
・重量:約740g(収納袋込み)
・羽毛量:約350g(770FP、快適温度5〜0度)
・使用時:全長210cm×最大幅80cm(身長180cm・肩幅75cmまで)
・収納時:直径約14×28cm


というわけで、好日山荘限定販売のナンガ AURORA LIGHT 350SDXLT、カラーはブラウンです。


シェルの素材は軽量な15デニールの細い糸を使用。定番モデルは20デニールでしたが、最近のアップデートで同じく15デニール仕様になりましたね。


首元にはドローコードがあり、寒い日は絞って冷気の侵入を防ぎます。


ぎゅっと絞るとここまでいけます。


さすがのナンガダウン、軽くてふわふわボリューミーです。


首元のジッパーは大きく操作しやすいです。蓄光素材なので暗闇の中でも見つけやすいですね。


他のナンガシュラフ同様、ジッパーはYKKの特殊パーツにより“生地の噛み込み発生軽減”と、噛み込みが起きた際の“生地へのダメージ軽減”を実現とのこと。ステッチも丁寧で厳重ですね。


フルオープン。足元部分は袋状に残ります。


ではちょいと寝てみましょう。ごそごそっと


ヤッピーの身長は170cmと超平均的日本人体型。余裕をもっておさまります。中に入ってジッパーを閉めるとダウンに包まれてる幸福感が。体温がひろがりふっくら暖かくなります。至福です!


顔のドローコードを絞るとこんな感じに。防寒モードです。

夜は氷点下。テントも凍る真冬キャンプで使ってみた


今回のナンガのAURORA LIGHT 350SDXLTですが、メーカー的には春・夏・秋の3シーズン対応シュラフです。ただしかし、快適温度は5〜0度、限界温度は-16度と冬も対応できそうなスペック。そこで年始の冬キャンプに持って行ってみました!夕方には氷点下、夜中には-8度まで下がり、朝起きてみると-3度で晴天の冬キャンプ。こんな中で寝てみました。


朝起きると外は凍った世界。


テントも結露が凍って、かちかちになっていました。


DODの普通のワンポールテント+夏用コットで寝てみましたが…結論からいいますと、-8度になったあたりでギブアップ!!当日別に借りていた「Modiho」に避難しました。


ナンガの高性能ダウンを持って行きながらの無念な避難…原因は「夏用コットなので地面からの冷気がきつい」でした。
上部分は暖かくても地面からの冷気が容赦なくダウンを貫いて襲ってきます。
地面からの距離が近いローコット&ナイロンメッシュ素材はなんの防ぎにもなりません。いくらナンガとはいえ、マットなど断熱材が必要でした…。
お腹(上部分)はすごく暖かいのですが。
冬は床の断熱材は必須湯たんぽや電気毛布などの暖房があると幸せな冬の寝床になることを学びました。冬の備えはだいじ。

コンパクトで快適!湿気にも強い無敵シュラフはいいぞ


今までずっとコールマンの封筒型の寝袋を使っていてそれなりに満足していたのですが、今回このナンガのダウンシュラフを使ってみて快適さにびっくり!
軽くて暖かいってこんなに快適なんですよね。そして出会いの時、お店で見た時にはその小ささ、軽さにもびっくり!!
こんなに小さい荷物で快適な寝床が作れるのは夢のようです。
超撥水加工済みのダウンとナンガ自慢のオーロラテックによって湿気に弱いというダウンシュラフの弱点を克服した最強ダウンシュラフ・AURORA LIGHT 350SDXLT。
通常モデルと同じ価格で長年別注で作り続けられている神戸の好日山荘×滋賀のナンガという関西コラボの逸品ダウンシュラフは、快適なアウトドアの寝床を作りたい方に強くおすすめするモデルです!オンラインショップの以外にもサイズ・カラー展開があるので、お近くの店舗への問い合わせもおすすめです。

 

ヤッピー
では今回の一句
自宅でも 味わいたいよ この寝心地
※ダウンに包まれる寝心地は最高!ヤッピーの友人のアウトドアマンは普通に毎日の寝具として使ってます。

最後まで見ていただきありがとうございました!
あなたのアウトドアライフが、素敵に楽しいものとなりますように!

【2023.9 追記】
毎年バージョンアップを重ねるナンガ×好日山荘シュラフ、今年はコヨーテカラーになりました。羽毛量をアップした450Kもラインナップ。

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