初心者でも大丈夫!炎の灯りに癒されるフュアーハンド ハリケーンランタン を使ってみた

どうも、ヤッピーです。
みなさん、ランタンは何を使われてますか?わが家のメインランタンは幼児がいても安心なLEDのもの。LEDは明るく取り扱いも楽で、ファミリーには最適のランタンですが、やはり気になる「炎」の柔らかい光。オイルランタンは値段も手頃、取り扱いも簡単と噂に聞いたので入手して試してみました!
色々な種類のあるオイルランタンですが、まずはこれからの定番・ハリケーンランタン。風速80kmの暴風の中でも消えないというランタンのオリジナル、フュアーハンド社のものが買えたのでレビューしていきたく思います!

いざ開封!どんなのかな

楽天で購入したフュアーハンド ハリケーンランタン。価格は3000円ほどでした。値段の上がり下がりが激しいです…

基本情報はこちら
カラー:ジンクプレーテッド
素材:スチール、亜鉛メッキ
サイズ:高さ25.5×幅15.5cm
重量:520g
使用燃料:灯油・パラフィンオイルまたはランプ用灯油(ガソリン・ホワイトガソリン・アルコールは厳禁)
燃料タンク容量:340mL
燃焼時間:約20時間
生産国:ドイツ


パカリと開封


箱の中には紙に包まれたランタンが。簡易包装です。包装紙のプリントも味わい深くていい感じ。捨てれません。


さらに開封


出ました!今回購入したのはシンプルな無塗装のもの。カラバリの豊富なフュアーハンドのハリケーンランタンですが、部品の擦れで塗装が削れたり、熱で塗装が溶けたりという心配が無いこちらを選んでみました。金属感がいい感じです!ピカールなどのコンパウンドで磨くともっと輝くそうです。そのままのマットなシルバーもいい感じ。

細部とフュアーハンドという会社について

形が印象的で様々なブランドから売り出されているハリケーンランタンですが、そのオリジナルはフュアーハンド社が1934年に開発したもの。そもそものフュアーハンド社は、1902年にHermann Nierが取得した特許により、ドイツはBeierfeldに創業しました。 このランタンのみを生産し、その数は年間100万個とも。創業以来2億台以上のランタンを生産し、その風速80mでも消えない構造や340mlの燃料で20時間もの時間ずっと明かりを灯せる性能で電気事情の不安定な地域では、今もなお生活の道具として無くてはならないものとして愛されるブランドであり製品です。
100年近くの歳月で生産効率や構造に熟成を重ねられた、高い信頼性のある道具ですね。
さてうんちくのあとは細部いってみましょう。


届いてすぐキャンプに行く予定があったので早速デビュー!正面にはレバーが左右に一つづつと、オイルを入れる給油口が。


給油口には手に炎を載せたフュアーハンドのロゴマークが。


上部分には吊り下げ用のフック穴が。このあたりは灯りをつけると熱くなるので注意です。


背面側にもロゴマークが。

パっと見じゃ分からない!?ハリケーンランタン各部紹介

フュアーハンドのものに限らず、ハリケーンランタンの構造はシンプル!だからゆえに、どこをどう操作するのかが分かりそうで分からない。今回購入したものには説明書も無かったので、届いた時にはどうしたものか困りました…
そこで、基本操作をする部分をまとめました!ここだけ知っておけばだいたいの操作は大丈夫。


1.トップフード
一番上にある、吊り下げ用の輪っかがある部分。ぐっと持ち上げるとグラスチムニー(ガラスの覆い・通称ホヤ)を外すことができます。芯の交換や、ススで汚れてしまった時などに外します。最初は特に使わないかも。

2.点火レバー
点火する場所は分かるものの、どうやって点火するのか最初はわかりません。説明書も入ってなかったので…まずは大事なこのレバー。これをぐっと下げるとトップフードとホヤが持ち上がり、点火するための隙間ができます。

3.燃焼ハンドル
次に大事なハンドル。点火してからの明るさの調整と消火に使います。芯を出すと炎が大きくなり灯りも強くなりますが、大きくしすぎるとススが増えたり、本体が熱くなりすぎたりします。塗装モデルの場合は溶けたりすることも。消火は芯を下げるだけ。しっかり消えたか確認を。回しすぎると芯が下の燃料タンクに落ちるので注意です。

4.給油口
燃料はここから入れ、最大340ml入ります。入れたら蓋をしっかりと締めておきましょう。燃料を入れっぱなしで運搬・保管することはNGなので、必要分だけ入れる、使い終わったら燃料を抜くなどが必要です。

では早速使ってみましょう!

では灯してみよう!そしてキャンプで使ってみた感想は?


まずは給油口のフタを外します。


燃料を入れていきます。今回はばたばたの出発で、肝心のロウトを忘れて直に…ロウトは用意した方がよいです。ちなみに燃料は灯油も使用可能ですが、ススがすごいようです。おすすめは「パラフィンオイル」防虫成分入りのものを使うと、灯りをともすだけで虫除けになります!

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では給油口をしっかり締めて、点火レバーを下げてましょう。


がちゃり。


こんな感じに芯が見えるようになります。ちなみに芯も交換式。

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それでは隙間から…


点火!!


無事に灯りがつきました!思った以上に炎の明るさは安定していて、芯を上げるとかなり明るくなります。電気照明を消して、このランタンと焚き火だけの時間はなかなか癒されます…!
満喫したら燃焼レバーを回して消火を確認。帰る前には残った燃料を抜いておきましょう。

注意は必要だけど取り扱いは簡単!キャンプで自宅で、ゆったり過ごす時間に使いたい


独身時代には週末の夜にひとりアロマキャンドルなどを灯したりしていたヤッピーですが、キャンプでの明かりはLEDランタン一択。久しぶりの炎の灯りだったフュアーハンドランタンは、正直…火を付けて操るのも楽しく、やさしい明るさに癒されるランタンでした!
一番いいのは焚き火を見る時。LEDだと明るくて安心感があるのですが、どうしても眩しく感じます。このランタンだと焚き火の邪魔をせず、適度に手元やテーブルを照らしてくれて、ちょうどイイ。まったりします。
ではファミリーキャンパーにとってのポイントをまとめてみます。

よいところ
・子どもがオイルに浸された芯で炎を灯す、ランプの基本構造に触れられる(理科)
・ランプの灯りで焚き火も映え、より非日常が経験できる
・ガソリンランタンよりも安価
・なんとなくキャンプに本格感が生まれて、格上げされた感がある
・おうちキャンプで使うとムード満点
わるいところ
・とはいえLEDよりも面倒
・とはいえ炎と燃料なので転倒や誤飲など事故リスクはある
・燃料の取り扱い、保管が手間
・テント内での使用には注意が必要
・大人の管理が必須で、目が離せない

オイルと炎を使うのでLEDに比べると事故や怪我のリスクは上がります。
でも、長年世界中の過酷な環境で使われてきた道具なのでこれ自体の信頼性は高いものです。
照明として割り切ってしまえばLEDの方が安心・手軽でよいものですが、このランタンはもう日常で経験することも無くなった、小さな火を灯りとして使うことを教えてくれます。だから何だという話ですが、キャンプで落ち着いた灯りに囲まれて過ごす落ち着いた時間は、子どもの情緒を育ててくれるのではと思います。
まあ退屈して、自分でLEDを持ってテントに入ってしまいそうですが笑

パラフィンオイルなど燃料も比較的安価で、充電いらずなので停電などの夜にも一つあれば安心
ドイツ100年の歴史を感じられるフュアーハンドランタンは、手間はかかりますがキャンプに映えるよい道具でした!

 

ヤッピー
では今回の一句
面倒も 慣れれば自然と やれるもの
※便利なLEDと雰囲気のあるオイルランタン、使い分けをしていきたいです

最後まで見ていただきありがとうございました!
あなたの次のキャンプが、素敵に楽しいものとなりますように!

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