ども、ヤッピーです。
数多くあるアウトドアギアブランド。
コールマンやスノーピークなどのメジャーブランドは安定感がありますね。
それとともにキャンプギアシーンを盛り上げているのが、ガレージブランドと呼ばれる中小のギアブランド。
製造業が本業の会社がギア部門を立ち上げたり、はたまた個人でやっている純手作りギアブランドも。
ガレージブランドは強くて濃い個性が魅力。
メジャーブランドでは出せないような攻めのギアや、アイデアの光るギアが多いのが特徴です。
今回紹介のギアは、そんなガレージブランドの逸品。
それではどうぞ!
愛知の自動車部品メーカーのギアブランド「ZULU gear」
ZULU gear(ズールーギア)は愛知県にある創業20年の自動車部品工場。
キャンプ好きの代表が長年の部品製造で磨かれた技術を活かしたギアを製造・販売しています。
その特徴は、工業製品的な精緻さと男性的なアウトドアの無骨さがMIXされた工業的アウトドアスタイル。
どことなく自動車部品やフレームの面影を感じます。
アイアン(黒皮鉄)を軸にした素材使いはキャンプシーンに辛口のアクセントになりますね。
ピリっとスパイシーなギアブランドです。
定番バーナーがレベルアップ!人気アイテム「Wheel-G」開封レビュー
焚き火台を中心に色々なギアを展開している「ZULU gear」。
今回ヤッピーが購入したのは人気の小型ギア「Wheel-G」です。
ヤマトの宅急便コンパクトで届きました。
パカリと開封!
商品箱とメッセージカードが。
こういうのって嬉しいですね。
箱のラベルは黄金比みたいなデザインです。
パカリと開封
プチプチに包まれて出現…!
商品と説明書が入っていました。
プチプチ越しでもわかる特徴的なシルエット。
説明書は二つ折り・片面のシンプルなもの。
さあいよいよ「Wheel-G」のお目見えです。
出ました「Wheel-G」!
価格は¥3,520(税込)です。
サイズは140×140×10 mm、重量は190g。
ホイールのシルエットにも見えますが、ディスクブレーキにも見えますね。
厚みは3mmあり、しっかりとしたモノ感があります。
同心円状のフレームで2本のツメが4箇所にあります。
裏面はこんな感じ。
磨かれた断面はキラっと輝いてデザインのアクセントにもなってます。
で、どうやって使うの?
パっと見たら鉄製のフリスビーのような「Wheel-G」。
何に使うかというと、バーナーのゴトクの上に被せて使うものです。
上に載せる鍋などの設置面が増えるので、安定して調理ができるという代物です。
対応するギアは…
・Sotoレギュレーターストーブ、フュージョン (ST-310 ST-330)
※純正ポーチに収納可能
・フジカハイペット
・Iwataniタフまるjr
・Snow peakギガパワーストーブ など。
今回は手持ちの「Soto ST-310」と「Iwatani タフまるjr」に組み合わせてみました。
まずは Sotoの名作バーナー・ST-310。
大きめのゴトクではあるのですが、棒状かつ斜めになった仕様なので、載せるものによってはガタつきが気になることも。
ゴトクに爪をひっかけるようにして…
ジャストフィット!
接地面が広くなり、見た目にもかっこよし。
フルアーマーST-310ですね。
シェラカップを乗せても安心。
底面が完全にフラットなので安定します。
エスプレッソ党に欠かせないビアレッティ。
ノーマルでも乗せられないことは無いのですが、ちょっと不安定でコワいです。
沸いた振動でバランスが崩れてこぼれたら悲惨なことに…
「Wheel-G」装着のフルアーマーだと安定!
ビクビクせずにエスプレッソの出来上がりを待てそうです。
次はタフまるjrにオン。
こちらもジャストフィット!
4箇所のツメでがっちり固定されます。
タフまるjrは風に強く高火力なのですが、ゴトクが大ぶりなのでシェラカップのような小さなものを熱するには向いていません。
グラっとしてしまうので危険。
ですが、Wheel-Gを装着すると安定!
キャンプの夜、ちょっとだけお湯を沸かしたい…という時にも便利に使えるようになります。
ビアレッティは残念ながらゴトクとのサイズが会わず、タフまるjrでは使用不可。
コレは極端な例ですが、アウトドアでもエスプレッソを飲みたいし…
そこでフルアーマーにすると、ビアレッティも安心して使用OK!
エスプレッソもカフェラテもアフォガードも楽しめます。よき。
上に載せるものが安定するのはもちろん、フラットなゴトクになるので容器の底面にキズがつきにくそうなのもGOOD!
イイ感じです。
手持ちギアの見た目と機能がグレードアップ!そして沼がはじまる
というわけで、ZULU gearの「Wheel-G」レビューでした。
バーナーのゴトクを拡張するだけのアイテムですが、それによって使い勝手は劇的UP!
不安定になりがちなシェラカップなどちいさなものを安定して使えるのは嬉しいですね。
見た目にもグッとカッコよくなるのもポイント大です。
ガレージブランドにはこういうかっこいい&アイデアが光るギアが沢山!
ひとつ難点を言うとすると、こういうギアの劇的進化を体感してしまうと
新たに「ギアカスタム」「ガレージブランド」など、多くの沼が発生してしまうこと。
ではみなさん、一緒に沼にまいりましょう。
最後まで見ていただきありがとうございました。
あなたのアウトドアライフが、素敵に楽しいものとなりますように!
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入荷が不定期なので、インスタなどSNSを要チェックです。
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