乙女キャンパーに朗報!高齢化率日本一の限界集落に花咲くキャンプ場(ソロ専用)を作る女性と出会った話

ども、ヤッピーです。
日々いろんな出会いがあるインスタ界隈、気になるpicが流れてきました。
「素人女子が高齢化率日本一の限界集落でソロ専用キャンプ場を作ってます」
…キラーワードだらけです!
高齢化率日本一の集落「群馬県 南牧村(なんもくむら)」ってちょこちょこ耳にする場所ですよね。
キャンプ場作りはちょっとしたトレンドでもありますが、それも限界集落でとは、シンプルにすごい。
↓現在、campfireで支援募集をしてることも分かったので詳細をチェック。

自分が本当にやりたい事って何だろうと考え始めて4年。9月中旬に長らくお世話になった会社を退職しました。ソロキャンプを楽し…

キャンプ場の名前は「One and… Nanmoku-Another BASE  ~空と雲と風ときみと~」
…長いですね!笑
そして詩的。
ちなみに場所はこのあたり。

ここではキャンプ場運営と特産物作りで地域振興を目指されているようで、特産物はエルダーフラワーを使ったコーディアル作り。
ヤッピーはこの花が結構好きなのです。
コーディアルも美味しいですよね。
僕が強く感じたのが、過疎村をエルダーフラワー咲くキャンプ場とシロップで再興するキラキラした乙女感
そしてその裏で役場を動かしユンボを繰り出しガテンにキャンプ場を開墾されているのは塚原陽子(つかはらようこ)さん。
心が乙女なヤッピーは、これは応援せねばという気持ちとともに、どんな人がやってるのか気になり突撃取材(DMで)してみました!

※上のCAMPFIREページを読まれてからがおすすめです^^

塚原さんのアウトドアとの出会いって?


小学生の頃、父が友達家族と一緒に連れて行ってくれた群馬県荒船山のバンガロー泊が始まりでした。
グルキャンですね。
「夕食までに落ちている木の枝を集めてくる」というミッションが子ども達に与えられ、一所懸命、小枝を拾ったことをおぼえています。
夜は焚き火を囲んでのBBQはとても楽しかった思い出です
また、虫に刺されて痒かったときご一緒した家族のお母さんが、たばこの火を刺されたところに近づけると痒みがおさまると教えてくれたことを思い出しました。
(父は嫌な顔をしていましたが…笑)
それからは野反湖や榛名方面に行くことが多かったです。
※写真はキャンプ場予定地・春の様子

過疎化日本一の南牧村。なぜここで?


またまた父が登場します。
父の実家は南牧村の手前のネギとこんにゃくが有名な下仁田町にあります。
私は長女でふたりの弟がいますが、いずれは誰かが相続するのだろう、もしかしたら私かも・・
相続する事になったら地域と関わりをもって、どうせならそこを盛り上げる仕事がしたい・・と、
まだ父は健在で、自分が相続するとは限らないのに先走って、いろいろ考え始めたのです(笑)

父とそんな話をしていた時、下仁田町よりその奥にある南牧村の方が高齢化が進んでいる
人口もどんどん減少しており日本で最初に無くなる村だと言われ、より深刻な状況だと聞きました。

そこから変な使命感が湧いて、南牧村役場へ村おこしの提案に何度も通うことになりました。

調べてみると、南牧村は山を挟んでお隣りが軽井沢というとても不利な立地。
片や有名リゾート地、片や存続が危うい小さな村。
山を越えるだけでこんなに違うのか・・と思ってしまいました。
不利な方を応援したくなってしまうのが人情
父を通じて、ふと縁がうまれた村です。
※写真はキャンプ場予定地・冬の様子

軽井沢の向こう側・南牧村の四季はどんな感じ?


標高は軽井沢より少し低めで、春は山桜が綺麗です。
山肌がところどころ白やピンクに彩られのどかな山村の風景が懐かしく感じられるのです。
桜の季節は、神奈川より少しだけゆっくりです。
夏は普通に暑いですが、キャンプ場では風の抜ける高原の夏が楽しめます。
雨の後には山々から水蒸気が立ちのぼり幻想的な風景が見られますよ。
秋は村のあちこちで紅葉が見られ、キャンプ地へ向かう林道も色づきます。
冬は積雪は少ないですが、からっ風の県なので風が強めです。

キャンプ地は山の頂上付近にあるため空が近く、雲が流れる様子がよくわかります。
風が葉を揺らす音、鳥のさえずりに癒されます。
夏もカッコウが鳴いていました。

南牧村自体はごく普通の山村です。
普通の村だからこそ、そこに日本人の郷愁みたいなものも感じられます。
都心から車で3時間弱。
人を避けて、親しみやすい低山の自然や、のどかな時間を満喫するのにちょうどいい場所かなと思います。
※写真はキャンプ場予定地・夏の様子

キャンプ場にエルダーフラワーは咲きますか?


この春にキャンプ場に植えた苗は鹿害にあってしまい、現在は挿し木をして苗を育成しています。
キャンプ場には2サイトつくる予定で、エルダーフラワーはそのうちの「ガーデンサイト」にエリアを作って植える予定です。
花の季節が5月下旬から6月中旬になりますので、その頃にお越しいただければ見ることができます。
6月上旬が一番の見頃ですね。
※写真はイメージです

ソロ専用キャンプ場の安全性と管理人については?

まず外部の人に対する対策ですが、道路に面した側はフェンスで境界を作り、夜間から朝までは門を閉鎖します。
宿泊の方へはご希望に応じてワイヤレスチャイムの貸し出しをする予定です。
また、基本管理人が常駐する予定です。
昼間は私やスタッフ、夜間は男性スタッフを雇用します。
動物については現在確認されているのが鹿で、夜間は電気柵を検討しています。
食品ゴミについては鍵がかかる場所を設け、動物が近寄れない対策もします。

いつオープン予定ですか?

来年2月末プレオープン、3月20日前後グランドオープンを予定しています。

都心からフラっと行ける、女性にうれしい花咲くソロキャンの聖地


DMでのやりとりを通じて、いろいろとお話を伺うことができました!
キャンプ場を作りたい!というのはキャンパーすべての夢。
キャンプ場作ってます!というのもよく耳にするようになりました。
しかしそれを限界集落に、エルダーフラワーの花と一緒に…というのはシンプルに素敵。
ハードルの高さも感じますし、出来上がるキャンプ場は素敵なものになる予感…!
「ひとりを満喫できる場所」というのも良いですね!

女性オーナーのつくるソロ専用キャンプ場ということで、女性にうれしい場所になるのは間違いなし。
女性ソロキャンパーも増えていますが、見えにくい部分でのトラブルも耳にします。
若い方からベテランさんまで、様々な女性にとって安心してソロキャンプができる場所の誕生に期待ですね!

甘く華やかなエルダーフラワーの咲くキャンプ場「One and… Nanmoku-Another BASE ~空と雲と風ときみと~」の誕生を、いちにのキャンプは応援します!

現在塚原さんは、キャンプ場の設備整備のための支援をcampfireで募集中。
女性キャンパーのみなさん、快適なキャンプ場を応援して作りませんか?
↓詳細は下記や各SNSをチェックです!

自分が本当にやりたい事って何だろうと考え始めて4年。9月中旬に長らくお世話になった会社を退職しました。ソロキャンプを楽し…

 

ヤッピー
では今回の一句
安心と 素敵があふれる キャンプ場
※オープンは来年春。関東の女性キャンパーのみなさんお楽しみに。
よろしければご支援も!

 

最後まで見ていただきありがとうございました。
あなたのアウトドアライフが、素敵に楽しいものとなりますように!

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