ども、YAPIです。
ある時見つけたキャンプ場開発のクラウドファウンディング。
それだけならよくある話なんですが、場所が日本一の限界集落・群馬県南牧村。
作るのがソロ専用キャンプ場。
それも地元出身の女性がDIYで作るというパワーワードだらけの件でした。
生まれ育った地元を応援する気持ちやソロ専用キャンプ場という企画の面白さ！
これは応援せねばと思い少額ですが支援。
その後もキャンプ場ができてゆく様子を追いかけさせていただいていたのですが…
ついに2023年5月2日にグランドオープン！
今回はグランドオープン記念！
これまでを振り返りつつキャンプ場の最新情報をご紹介です。
始まりはクラウドファウンディング
キャンプ場を作って綺麗なトイレを設置したいというプロジェクトが上がったのは2021年10月。
そこから1年半、プレオープンを挟んでついにグランドオープン…感慨深いです。
クラウドファウンディング自体は76人が支援。
残念ながらゴールとはいきませんでしたが、769,500円の資金を集め、同年11月に募集を終了しました。
この予算をもとにキャンプ場を作っていくことになります。
起きるトラブル、集まる仲間。そして完成へ
キャンプ場ができるまでの様子を駆け足でご紹介。
詳しくはいちにのキャンプ「なんもくベース」カテゴリの記事も見てね！
石を拾い、小枝を抜く。まずはここから始まった
キャンプ場作りの始まりは快適な地面から。
フラットで石の少ない地面はキャンパーへの最高の贈り物！
日々せっせと石を集め、枝（と言えないような木も）抜いて、快適にテントが張れる地面にしていきました。
管理棟のコンテナとガビオン、友達とボランティアみんなの春
地面をキレイにしつつ、キャンプ場の顔になる管理棟・トイレの設置も進めます。
それぞれのベースになるコンテナを発注し、色々なものが形になってきます。
この頃にはボランティアさんも募集！
中学校の同級生を中心に多くの方がキャンプ場作りに集合！
整地で出てきた石を利用したガビオン作りなどを行いました。
夫婦キャンプyoutuberいさまるさんも参加されてましたね。
最大のピンチ！水問題発生
ピンチは突然やってくるもの。
このキャンプ場もセオリー通り、最大のピンチは突然やってきました。
トイレの水は沢の水を使う想定でしたが、浄化槽などの準備がすすむなか水圧が低下。
そのままでは使えないレベルになってしまいました。
さらに流れてくる枝葉や小石でパイプが詰まる、最悪トイレや給湯器が壊れてしまう問題も。
天然のものを安定的に利用するのは大変です。
この水問題解決に向けて糸口を探っていくなか、嬉しいニュースもやってきます。
Yahoo！ニュース特集に掲載！大きな流れがやってくる
大問題を抱えつつも着々とオープン準備が進むなんもくベース。
そんな中Yahooニュースで「一人を静かに楽しむソロキャンプに特化したキャンプ場」として特集！
記事はこちらから読めますよ↓
「高齢化率日本一」で、数年前には「消滅可能性が最も高い村」として話題となった群馬県の南牧村（なんもくむら）。自治体として…
みんなの力で生まれたキャンプ場
その後、水問題にも救世主が現れます。
地元群馬県下仁田町の建設業者 黒沢組さんが装置を発案！
水圧・濾過問題が解決し、無事にトイレやシャワーが使えるようになりました。
この後も倉庫作りや内装工事などキャンプ場づくりは続きます。
その折々に登場されるのが心強い助っ人のみなさん。
塚原さんの人柄とキャンプ場の魅力に惹かれて集い、みんなでこの場所を整えていく様子はまさにチームなんもく！
いろいろな人の「得意」がピースのように集まり、キャンプ場が出来上がってゆきました。
もう一つの主役・エルダーフラワーコーディアル
南牧村の村おこし活動として2017年から無農薬栽培されているエルダーフラワー。
キャンプ場の敷地にも植えられているこの花を使ったコーディアル（シロップ漬けの濃縮ドリンク）も作られています。
クラウドファウンディングのリターンにもなっていたものです。
国産原料のみで作られるコーディアルは美味しい貴重品。
YAPIもキャンプに持っていったりしてます。
甘くて爽やかで、飲みやすいのにクセになる味わい。
詳しくはこちらの記事に↓
群馬県の南牧村、日本一の限界集落と呼ばれるこの地でプレプレオープン中のソロ専用キャンプ場「One and…なんもくnot…
摘みたてのフレッシュフラワーを使っているので、花の咲く時期しか作れない限定品。
毎年夏頃の販売になるので気になる方はSNSを要チェックです！
グランドオープン！One_and_Nanmoku_AnotherBase
グランドオープンを迎えた南牧村のソロ専用キャンプ場・One_and_Nanmoku_AnotherBase。
では概要と最新情報とまいりましょう。
概要！営業時間や予約方法など
One and…Nanmoku Another BASEは群馬県甘楽郡、高齢化率日本一と言われる南牧村（なんもくむら）にあります。
ちなみに隣の長野県南佐久郡にある同じ漢字表記の南牧村は「みなみまきむら」と読む。（wikipedia参照）
東京都内からは車で約2時間ほど。
首都高速から関越自動車道〜上信越自動車道、下仁田ICを降りて国道254を進みます。
食料品店やホームセンターは下仁田に「Aコープ」や「コメリ」があるので道中の調達も可能。
キャンプ場近くにも道の駅「オアシスなんもく」やローカルスーパー「よろづや」、カフェなどがあります。
<概要>
【営業期間】通年（不定休・要確認）
【営業時間】10:30〜16:00（アーリーチェックインあり）
【所在地】群馬県甘楽郡南牧村大塩沢2063
【料金】4500円／ソロ1泊、500円／デイ1時間、10名までのグルキャン利用も可能
※宿泊はシャワー利用付き（1回）
【ゴミ】灰以外は全て持ち帰り
【予約】可能
【公式サイト】One and . . . Nanmoku-Another BASE
途中から林道を走ります。
ナビで分かりにくい部分は公式インスタの案内postをチェック！
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youtuberいさまるさんの動画も参考になります。
公式サイトからの予約は準備中（2023年5月）。
現在は各SNSから予約を受け付けています。
キャンペーンやお休み情報はSNSでアップされているので、まずはこちらをチェック！
LINE友達になると初回500円OFFクーポンもありますよ。
最新のキャンプ場の様子はこちら！インスタも要チェック
プレオープン後もウッドデッキの完成など整備が続いていました。
コンテナに断熱材を入れたり漆喰壁を塗ったり、ヘリンボーンの床を作ったりとDIY全開！
そして5月、ついに目標にしていた綺麗なトイレが完成してグランドオープンを迎えました。
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現在はローズマリーやオレガノ、バジルやミントが収穫できるガーデンサイトを開拓中！
進化の止まらないOne_and_Nanmoku_AnotherBase。
女性オーナーならではの心配りのある設備や眺望、静けさと夜の闇。
魅力あふれるこのキャンプ場はソロキャンパーの聖地になるかも！
みんなで大切に育ててゆきたいキャンプ場です。
ひとり時間 プライベートを 大切に
※キャンプ場はソロ専用、他サイトへの干渉も基本的に禁止とルールに定められているので安心です。
ひとり時間を満喫しましょう！
最後まで見ていただきありがとうございました。
グランドオープンを迎えて本格始動するOne and . . .Nanmoku-Another BASE。
多くのソロキャンパーの癒しの場所になりますように。
そしてあなたのアウトドアライフが、素敵に楽しいものとなりますように！